猫の多頭飼育崩壊①|ペット写真なら大阪の三宅写真事務所

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猫の多頭飼育崩壊①|ペット撮影なら大阪の三宅写真事務所

猫の多頭飼育崩壊①|ペット写真なら大阪の三宅写真事務所

2021/07/11

獣医師フォトグラファーとして活動している僕ですが、今日は前職の「動物愛護センター」時代に頭を悩ませ続けた、猫の多頭飼育問題について書きたいと思います。

カメラマン業とは少し離れた内容になるかとは思いますが、実はカメラマンとして仕事をこなしながら、獣医師としてペットの適正飼養についての啓発も行っていきたいと考えています。

「猫」という動物

猫の多頭飼育問題、あるいは多頭飼育崩壊問題を語る上で、猫という動物がどういう特性をもった動物なのかを書いておく必要があると思います。

重要な特徴としては、

①交尾排卵動物である

②一度の出産で4~8匹を産む

③妊娠期間が約2か月と短い

④年に2~3回妊娠・出産しうる

ことが挙げられます。また、他の動物と同じ特徴として、「近親交配」をするということもポイントです。ヒトは道徳・倫理的に近親交配は行われませんが、動物の世界では親兄弟との交配は普通に行われます。

多頭飼育崩壊とは?

多頭飼育崩壊に明確な定義はありませんが、一般的には、【繁殖を制限する措置を行わなかったことにより、飼い主が管理しうる数を動物数が超えてしまい、飼い主の生活自体が破綻してしまうこと】を指します。

多頭飼育崩壊に一度陥ってしまうと、劣悪な環境で猫が飼育されてしまうという動物愛護・動物福祉上の問題はもちろん、周辺の住環境にも多大な影響を与えてしまいます。

法律は全く役に立たない!?

動物の愛護及び管理に関する法律では、飼い主の責任についての記載があります。ところが、そのほとんどは努力義務。つまりは、努めなければならないという、何ともフワッとした内容なのです。繁殖制限(避妊手術・去勢手術)についても記載はありますが、これについても飼い主がやらなかったとしても罰則はありません。

現状、動物の飼い方については、飼い主のモラルに頼っているのが現状です。動物の愛護及び管理に関する法律は、少しずつ飼い主責任を厳しく課すように変わってきてはいますが、いまだスカスカのザル法と言わざるを得ません。

今後、多頭飼育崩壊をめぐる様々な知見について、本ブログで書いていきたいと考えています。

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